まずは、動画編集の効率を上げるために、Premiere Proのショートカットキーをカスタマイズしましょう。少し手間はかかりますが、今後の作業が何倍もスムーズになります。
✅ Step1:ショートカット設定画面の開き方
- Macの場合
左上メニュー「Premiere Pro」→「キーボードショートカット」 - Windowsの場合
上部メニュー「編集」→「キーボードショートカット」
✅ Step2:不要なショートカットを削除
初期状態では、映像制作のプロ向けに多くのショートカットが設定されていますが、初心者には不要なものも多いです。
削除のコツ:
- 不要な項目をクリック → 右下に表示される割り当てを「×」で削除
- カメラ1〜9 など使用頻度の低いものは削除
- ただし T、G、V、M、スペースキー は残す
- 「キャンセル」は押さないこと(初期状態に戻ってしまいます)
✅ Step3:必要なショートカットを設定
設定は左下の🔍虫眼鏡マークから検索し、キーを割り当てていきます。
テンキーではなく、キーボード上部の数字キーを使用してください。
| コマンド名(検索キーワード) | 割り当てキー |
|---|---|
| バイオレット | 2 |
| アイリス | 3 |
| 消去(編集カテゴリ) | Q |
| ネスト | W |
| 前の編集点までリップル削除 | A |
| 編集点を追加 | S |
| 次の編集点までリップル削除 | D |
| リップル削除 | F |
| トラックの後方選択ツール | Z |
| トラックの前方選択ツール | X |
| 右へシャトル | C |
✅ Step4:ショートカットの保存
設定が完了したら、画面上部の「別名で保存」からプリセットに名前をつけて保存しましょう。
例:「動画編集キャンプ」など
以降は、上部の「キーボードレイアウトプリセット」からいつでも呼び出せます。
✅ Step5:追加の便利ショートカット設定
Premiere Proのアップデートや教材に合わせて、以下の2つも追加しましょう。
| コマンド名 | 割り当てキー |
|---|---|
| ズームイン(タイムライン拡大) | E |
| ズームアウト(タイムライン縮小) | R |
🆗 補足:再生開始位置を一番最初にするショートカット
「インへ移動」と検索して、任意のキー(例:Shift+Z)に設定すれば、再生位置をクリップの先頭に移動できます。
📝 まとめ:カスタムショートカットで効率化!
- 最初に時間をかけてでも設定しておくと、今後の編集作業が大幅に楽になります。
- 今後追加したい機能が出てきたら、自由に設定をカスタマイズしてOK。
- 設定後は必ず保存しましょう!